BIPROGYグループは、法令・社会規範・社内規程の遵守はもとより、事業を行うそれぞれの国・地域の文化や慣習を理解し、高い倫理観に基づいた社会的良識に従って誠実に行動し、納税義務の適切な履行に努めます。

税務を担当する部門は、税務に関する法の趣旨を理解するとともに、国際情勢、最新動向を注視し、税務リスクを的確に把握・管理し、税務リスクの低減に努めます。
なお、法解釈、海外の法令、慣習等の情報収集にあたっては、外部専門家の助言を有効に活用します。また、税務上の取扱いに不明確な取引が生じた場合は、税務当局への事前の照会等を行います。

従業員に対しては、適宜、指導・啓蒙活動を行い、税務コンプライアンスの浸透を図ります。

BIPROGYグループは、法令等の趣旨・目的に即した適正かつ合理的な税務プランニングを行います。
関係会社間の取引においては独立企業間価格の原則を遵守します。また、事業目的や実体の伴わない事業体によるタックスヘイブンの利用など、租税回避を意図した税務プランニングを行いません。また、タックスヘイブンや軽課税国に無形資産等の価値や利益を移転しません。
なお、事業遂行上の必要性により、軽課税国へ投資をする場合や各国の法令改正により税率の引き下げが実施された場合には、法令等の定めるところによりタックスヘイブン対策税制の適用有無を判定し、当該税制の対象となる場合には適切に申告納税をします。

BIPROGYグループの税務ガバナンスの責任者はCFO（Chief Financial Officer）です。CFOは、税務に関する事項について、必要に応じ、経営会議あるいは取締役会へ報告します。

事業を行う国や地域の関連法令等に従い、税務当局の要請に対する適時適切な情報提供を通じて、税務当局との信頼関係構築に努めます。
また、税務当局から指導を受けた事項については、再発防止策を講じ是正に努めます。